健康グッズ

水琴窟(すいきんくつ)の響き、私たちの健康にも影響を与えます

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私たちの身体は食べる物など、周りのいろいろなものから影響を受けています。身体は食べたものからできているのですから当たり前ですが、その他、私たちが吸う空気からも影響しているように感じます。悪い空気吸い続けたら健康ではいられないですよね。

最近では『音』も私たちの健康に影響を与えることが分ってきています。『ハイパーソニック・エフェクト(超高周波反応)』というのをご存じでしょうか?超高周波成分を含み複雑に変化する音を聞くと、脳機能が高められ、健康増進、やすらぎ、好感形成を心身にもたらすというものです。

これは科学的に証明されているのですが、正確には、超高周波音は私たちには聴こえません。聴こえる心地よい音といっしょに聴こえない超高周波を体の表面から受けると基幹脳の血流が増加してハイパーソニック・エフェクトが得られるというものです。

高周波を含む音楽を聴いた場合、脳幹・視床・視床下部などの基幹脳部分の血流が増え、神経ネットワークを活性化し、α波の増大やストレス性ホルモンの減少といった現象を引き起こすことが確認されています。

ハイパーソニック・サウンド

① ハイパーソニック・サウンドとは?

人間の耳に聴こえる周波数の上限を超えて、複雑に変化する超高周波を含む音のことをいいます。

② どんな音なのか?

多くの動物や植物が生息している大自然において確認されています。
また、琵琶、尺八、ガムラン、チェンバロ、民族合唱などの音楽からも確認されていす。ガムラン

③ なぜ?

国立公園や里山など多くの生き物が生息している生物の多様性があふれる自然環境にハイパーソニック・サウンドは存在していますが、テレビやCDなどの音には超高周波成分は含まれていません。

人類が生まれた環境は、生物多様性の宝庫であるアフリカの熱帯雨林であったと言われています。
『私たちがハイパーソニック・サウンドを含む生の音楽を聴いて癒されるのは、私たち人間の遺伝子が生まれたふるさとの音にふれているからではないか…』
という説もあるそうです。

「脳はエネルギーの90%を自然周波数から得ている」
           アルフレッド・トマティス

自然の音はすばらしい

音楽CDは22.05キロヘルツより上の音は、どうせ聴こえないので切り捨てています。これには、それ以前のアナログレコードの愛好者や製作者には違和感を抱いた人が多かったようです。

弦をハンマーで叩いて音を出すピアノは10キロヘルツ位までしか出ないのに対して鳥の羽毛で弦をこすって音を出すチェンバロは100キロヘルツ近くまで高周波音を含んいます。ただチェンバロは音量が小さいので大勢の客に聴かせるにはピアノにかないません。ピアノ

音楽として究極のハイパーソニックを体感できるものはガムランなのだそうです。ガムランは瞬間的には200キロヘルツまでの高周波音を含んでいるそうです。

音楽CDでもハイレゾリューションのものを超高音域対応のスーパーツイーターを使ったオーディオシステムで聴けばハイパーソニックを体感できます。

スーパーツイーターとは、20キロヘルツ以上の高周波を専門的に再生するのに特化したスピーカーで、製品としてのスピーカーにあらかじめ取り付けられた状態のものと、既存のスピーカーの上に後付けするタイプの製品があります。

水琴窟(すいきんくつ)は、高周波発生装置

① 水琴窟とは?

日本庭園の装飾の一つで、手水鉢(ちょうずばち)の近くの地中に作り出した空洞の中に水滴を落下させ、その際に発せられる音を反響させる仕掛けで手水鉢の排水を処理する機能を持つ。(ウィキペディア)

② 手水鉢(ちょうずばち)とは?

元来、神前・仏前で口をすすぎ、身を清めるための水を確保するための器を指します。その後、茶の湯にも取り入れられ、露地(家の間の狭い道)の中に置かれるようになり、蹲踞(つくばい)と呼ばれる独特の様式が形成されていったようです。

③ 蹲踞(つくいばい)とは?

日本庭園を彩る彩景物のひとつで、茶庭に設置されます。もともと茶道と深い関係にある蹲踞(つくばい)は、茶道の習わしで客人が手水で洗うときに、つくばう(しゃがむ)ように身を低くして手を清めたことからその名がつきました。

水琴(みずごと)

水琴窟が身近にあって、ハイパーソニック・サウンドを感じられればすばらしいのですが、そういうものではありません。庭の無い都会では作ることはむずかしいです。

大橋智夫さんが開発した水琴(みずごと)は、水琴窟(すいきんくつ)をヒントに誕生した癒しの音響機器です。10年に及ぶ水琴窟(すいきんくつ)の研究開発と施工経験から作られました。

水琴(みおずごと)が奏でる水滴の響き会う音は、自然界にあふれている豊かな高周波を住空間にもたらしてくれます。水琴(みずごと)
水滴音のしくみは、水をかけると水滴音が内蔵された陶器製の甕(かめ)に響いて高周波を奏でます。

音による健康ってすばらしくないですか?しかも人間には聴こえない音で…。
都会がどんなに発展しても癒しとは逆にかけ離れていくような気がします。雑然とした都会に暮らしていると大自然が恋しくなる理由が音なのかもしれませんね。

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