医学は、進歩したと言われています。確かにある面、とても進歩しているのだと思います。しかし、病気で苦しむ人々はまだまだたくさんいます。減っているというよりは、むしろ増えているようにも思えます。
それに対して、現代医療以外の方法で、難病が治ってしまう人が多くいるのも事実です。
「たまたま治ったのだ！」
と言うかもしれません。確かにそうかもしれません。もともと生命には治る力があります。その治る力が強いのか弱いのか、それが助かるのか助からないのかの分かれ道なのではないでしょうか。
もし、そうだとしたら、その力に最も影響を与えるものは食べる物ではないでしょうか？私にはそのように思えて仕方ありません。だって自分の身体はすべて自分が食べた物からできているのですから…。
カリカセラピによって、きびしい病から生還されたと思われる方が多くいます。
私は、なぜ治ったのかに興味があります。カリカセラピを開発し、生産している会社がメタボローム解析によりカリカセラピの成分を調べています。
カリカセラピの有効成分
ビタミンC（アスコルビン酸）
体内で合成することができないため、食物から摂取する必要がある必須ビタミの一つです。水溶性で、皮膚や腱、などの結合組織を構成するコラーゲンの合成に不可欠なビタミンです。
過酸化脂質の生成を抑制し、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞などを予防する働きがあります。また、発ガン物質であるニトロソアミンの形成を抑制する働きもあり抗がん作用も期待されます。
アスパラギン酸
必須アミノ酸の一つで、「アンモニア排除する」「代謝に重要な働きをする」「スタミナをアップする」などの働きがあります。また、核酸の構成成分であるプリン、ピリミジンの前駆体となります。
アセチルコリン
主として神経組織に存在し、神経の興奮伝達物質として働きます。骨格筋や心筋、内臓筋の筋繊維の受容体に働き、収縮を促進します。副交感神経を刺激して唾液の産生を促します。アセチルコリンの不足が、認知症と関係することから認知症、うつ病、アルツハイマーへの予防効果が期待されています。
アルギニン
成長ホルモンの分泌促進、免疫機能の向上、脂肪代謝の促進などに関与しています。アルギニンを主要成分とした輸液が術後の回復を助け、感染性合併症の発生率低下に利用されています。筋肉疲労の回復、肝臓の保護、造血促進、血流改善などの作用が報告されています。
イソロイシン
必須アミノ酸の１つで、筋肉のエネルギー代謝に関わっています。子牛の肉、鶏肉、鮭、牛乳などに含まれ成長促進、血管拡張、肝機能や筋肉の強化に作用すると言われています。また脂肪燃焼を促すとも言われています。
カルニチン
脂肪酸をミトコンドリア内部に運搬し、脂質代謝とエネルギー産生に関与しています。中性脂肪や脂肪酸を燃焼する働きがあることから、ダイエット効果が期待されています。
クエン酸
ブドウ糖を無駄なくエネルギーに転換するための最終段階で必要です。疲労物質でと呼ばれる乳酸を分解する働きもあることから疲労回復に欠かせません。
また、カルシウムやマグネシウムなどと結びついて、吸収しやすくする働きもあります。
グルコサミン
糖の一種で、工業的にはカニやエビなどの甲殻から得られるキチンを塩酸などで分解して製造される。「関節の動きをなめらかにする」「関節の痛みを改善する」などと言われています。
グルタミン酸
必須アミノ酸です。興奮性の神経伝達物質で、記憶や学習などに重要な役割を果たすという報告があります。「利尿効果」なども注目されています。また、うま味成分としても利用されています。
コリン
神経伝達物質のアセチルコリンの原料となります。アルツハイマー型認知症に伴う症状の一部は、アセチルコリンが減少したためと言われています。アルツハイマー型認知症の予防、脳機能の改善、脂肪肝の改善と肝機能の保護、慢性肝炎の改善などが報告されています。
トリゴネリン
コーヒーなどにも含まれ、熱によって分解されニコチン酸に変化します。エストロゲン作用があり、集中力、認知力、学習力の向上が期待されています。
トリプトファン
必須アミノ酸で、脳内の神経伝達物質であるセロトニンやメラトニンの原料となります。精神安定、鎮静作用などが言われ、月経前不快気分障害への有効性が注目されています。
ナイアシン
ニコチン酸とニコチンアミドの総称で、ビタミンB群の1つです。鈴木梅太郎によって米ぬかから単離されました。ペラグラ（皮膚が紅褐色に変わり、下痢、錯乱などの症状を表す）の予防と治療に効果があります。
バリン
必須アミノ酸です。筋肉のエネルギー代謝に深く関わっていて、筋肉を造る、疲労を抑えると言われていて、「運動中の筋肉消耗の低減」に関する報告があります。また、脂肪燃焼を促す作用が注目されています。
ヒスチジン
必須アミノ酸の1つです。脂肪分解促進作用が注目されています。抗酸化作用があり、虚血再灌流（何らかの原因で一度止まった血流が再び流れる際に、活性酸素を大量に生成し、血管などに傷害をもたらすこと）を抑制するとと言われています。
フェニルアラニン
必須アミノ酸の1つで、脳内で神経伝達物質のドーパミンとノルアドレナリンに変換されます。抗うつ作用が注目されています。
メチオニン
必須アミノ酸の1つです。体内でタウリンやグルタチオンの原料になり、抗酸化作用が知られています。コレステロール低減、肝機能向上、免疫能向上、うつ症状の改善、毛髪の発育作用などが注目されています。
リジン
必須アミノ酸の1つです。米や小麦などの穀類のタンパク質には少なく、豆類や肉類には豊富に含まれています。欠乏すると成長障害を起こすことがあります。
ブドウ糖代謝、カルシウム吸収、脂肪分解作用が注目されていて、ヘルペスの予防にも利用されています。
ロイシン
必須アミノ酸の1つです。筋肉のエネルギー代謝に深く関わっています。一般に筋肉を造る、疲労を抑えると言われていて、運動中の筋肉消耗を低減するのに一部で有効性が示唆されています。また、脂肪燃焼を促すとも言われています。
これらは、検出されたカリカセラピの成分のほんの一部です。この中に、カリカセラピの「なぜ治るのか？」のヒントがあるかもしれません。
